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一月を振り返って [公演]

[るんるん]1/17は世田谷区立京西小学校で主に金子みすゞを語って来ました。その様子は3月からインターネットで配信されますので、又お知らせします。

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[るんるん]1/24は中澤ホール(長野・上田市)で、ヴァイオリニスト・中澤きみ子さんと世界初の試みを公演させていただきました。地元メディアにも取り上げられて大きな反響があり、次回に繋がると企画・稽古に励んだメンバーは確かな手応えを覚えて、熱い想いのまま東京に帰りました。
 世界初の試みはプログラム第一部〜昭和を生き抜いた女性たちの想いをヴァイオリンと朗読でつづります〜で展開しました。戦時下に軍需工場に駆り出され青春時代を過ごした女性達に共感を覚える詩、茨木のり子「わたしが一番きれいだった時」、弟に向けて戦争で死なないように・殺さないようにと詠った詩、与謝野晶子「君死にたもうことなかれ」などを日本語と英語で朗読しました。ヴァイオリンの演奏で包み込まれて30分余りの研ぎ澄まされた世界でした。
 茨木のり子の詩は、中澤きみ子さんのお母様に捧げるオマージュとして取り組んだのですが、終演後お母様から、「正にあの時代だったのよ!とても素晴らしかったわ。又、来年も来てくださいね。」と、労いのお言葉を頂き反対に感謝したい想いで胸が詰まりそうでした。
 第一部の最後は、日本語だけで「このかけがえなき地球がいつの日か穏やかな笑みで溢れる星となりますように心から願って止みません」と満席のお客様更にその向こうにつながる多くのひとびとにメッセージを送りました。
 中澤ホールはお隣に墓地が見える場所で、リハーサルの後『蛾』が舞い込んで来てひと騒動ありました。中澤さんは「戦争で亡くなった人たちも眠っているので、お墓の下から起き出してホールにやって来たのかしら、、、。」と感慨深げでした。
 今も鮮明に嬉しく頭に残っている、「こんな素晴らしい表現があったのね。待っててよかったわ。」と感激して下さった詩が大好きと仰ったご婦人の笑顔。又、ホールのオーナーが(滅多に褒めない方とのこと)、「スピリチュアな世界だった。よかった〜」と漏らされた言葉。
 今回のコンサートは世界平和を願う心で、ヴァイオリニスト、語り手、プロデューサー、ホールに居合わせた皆がひとつになり涙した時空間だったと、かわいいアルストメリア(未来へのあこがれ〜花言葉)の花たち(公演の時いただいた)を眺めています。
200901241.jpg

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[るんるん]1/28は八王子市立下柚木小学校に講師として伺った。
『表現する力・生きる力〜自分の思いを豊かな言葉で〜』という研究授業を参観させて頂いた後で、みすゞを100名余りの先生達の前で語らせていただいた。
1年生から6年生までの各クラスを駆け足で回ったが、1年生のクラスで口を大きく開けて声を真直ぐ前に押し出している場面に出会した時、私もその子供達と同化して声を出しそうになった。
相手とのコミュニケーションの為にも、目を見て口を開けてはっきりしゃべる訓練は低学年から必要だと痛感した。
日本語(50音+ん)は全て仮名で表記できるので、あ・い・う・え・お・・と口を大きく開けて、迷わずにストレートに発音すると、からだと連動しやすい。日本語の持つ音韻の魅力を豊かに表現できるのは、短詩型のような気がする。
随分小学校にも公演に出かけさせていただいているが、今回の体験は、初心に帰らせて貰った大きな大きな
事件でした。
下柚木小学校の皆さんどうもありがとう[exclamation][exclamation][exclamation]
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『ブラインドの視界』 [公演]

12/5、劇場MOMO(中野駅南口より徒歩5分)で安保廣信追悼・独歩プロデュース公演に足を運んだ。2007年3月に天に召された孤高の劇作家の作品の40年振りの再演である。安保廣信さんは妻・淑子さんと33年間、水道橋駅近くで、コーヒースペース「しろとくろと」のマスターとママとして、演劇・文学・音楽活動を志す人々にエールを送り続け、ライブスペースとして様々な展開もしてくださった。
マスターとママとの巡り逢いは16年前、金子みすゞを語り始めて間もない頃だった。「しろとくろと」のチャリティーに出演させて頂いたのを契機に、定期的に金子みすゞの世界のライブ公演をさせていただくようになった。今、語り続けていられるのは、マスターとママの「しろとくろと」があったからだと、胸が熱くなりたまらなくなる。
昨年の安保廣信氏を偲ぶ会で、親交のとても深い麦人さんがマスターの作品を再演すると宣言!!
ずーっとその日を待っていた。
2本立てで、「月賦・」「ブラインドの視界」休憩なしで2時間ちょっとの舞台を見終わって、、、、
浮かんだ言葉が、『生きる力』。
どう生きたらいいのか、この40年前の骨太の戯曲は、必死に戦時下を生き抜き高度成長の日本へ向かおうとしている人々の葛藤が、登場人物によって実に凝縮して語られていた。

世界同時的に不安感に包まれている『今』、人生論的なものや、哲学の本がよく読まれているという。
マスターからの大きな大きな励ましのプレゼントだったんだ!!
来年に向けて自分自身の再確認となった日だった。
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毎日新聞に掲載されました! [公演]

http://mainichi.jp/enta/art/archive/news/2007/10/20071001dde014040042000c.html

公演情報が10/1毎日新聞夕刊に掲載されました!
ご覧下さいませ。

今週土曜日から山口入りです。


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山口放送局(山口県)の日 [公演]

10/13にNHK放送博物館の愛宕山ホールにてみすゞ&中也を語ります!

http://www.nhk.or.jp/museum/event/307101301.html


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子守唄よ [公演]


朗読女優・小口ゆいが中也の母、中原フクに扮して長州弁で語り、母の問いかけにVOICE SPACEが中也の詩や書簡、日記で答えます。

この美しいチラシのデザインを担当してくれたのは油画科大学院生の鈴木啓正さん。

早坂牧子さんによる脚本も完成し、只今、中村裕美が作曲して下さっています!



朗読劇 子守唄よ
    —中原中也をめぐる声と音楽のファンタジー—
母親はひと晩ぢう、子守唄をうたふ
淋しい人の世の中に、それを聴くのは誰だらう?


出演:小口ゆい VOICE SPACE
監督:佐々木幹郎
脚本・音楽・映像:VOICE SPACE




【公開リハーサル・イン・山口】
日時:2007年10月8日(月・祝) 開演15:00 (開場14:30)
場所:山口情報芸術センター
料金:\2000(全席自由)
主催:中原中也生誕百年記念事業実行委員会
問い合わせ:中原中也記念館
チケット取扱:(山口)山口市市民会館、山口情報芸術センター、三好屋レコード店
(防府)アスピラート、(周南)周南市文化会館
ローソンチケット
※ワークショップ:10月7日(日)13:00〜15:00




【東京公演】
日時:2007年10月21日(日) 
   昼の部 開演14:30 (開場14:00)
   夜の部 開演18:30 (開場18:00)
場所:サントリーホール 小ホール
料金:\4500
主催:中原中也生誕百年記念事業東京実行委員会
共催:中原中也の会
協賛:角川学芸出版
お問い合わせ:岩神六平事務所
       ゆいまーる舎
       VOICE SPACE
チケット取扱:チケットぴあ(Pコード378-175)、e+




チケットは発売開始しています。よろしくお願い致します。


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中也百年おしゃべりコンサート [公演]


 8日と10日の2回公演させていただき、中也について語ることで、故郷山口を
 肌で再認識している私がいました。
 4月からの中也生誕100周年メインイベントの先駆けとしまして、良いスタート
 になっていたら幸いです。
 ご尽力頂きました、山口市商工会議所青年部の皆様、山口市役所の皆様、
 中原中也記念館の皆様ありがとうございました。
 10月のイベントで子供たちと一緒に語れる事を楽しみにしております。


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中也チラシ [公演]


本日、今月の山口公演のチラシが届きました!

桂さんの写真がバッチリ使われています♪


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「板橋区立高島第五小学校」公演 [公演]

昨日は板橋区立高島第五小学校で公演させて頂きました。
今回はNPO体験学習センターの企画による2回目の公演でした。
関係者の方が綿密な打合せ、またセッティングをして下さったお陰で、とても良い条件で公演する事ができました。感謝申し上げます。

高島第五小学校(全校生徒 253名)の子供達は、とても静かに素直に聞いてくれて、うれしかったです。また、保護者が約100名ほど参加して下さいました。
私達は、公演後、美味しい給食を頂き、学校を後にしました。
帰る時には、校庭で遊んでいる子供達が、元気に「さようなら!」と声をかけてくれました。
恐ろしい事件が多発している今日、このような素直な子供達と一緒に時を共有できて、とても清清しい1日でした♪

やってみて初めてわかること、気づくこと、があります。
今回の反省点をまた次回に生かし、より良い公演ができるように精進していきたいと思っております。

※写真は後日掲載致します。


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中越地震から2年・みのりの秋 支援公演 [公演]

中越地震から2年・みのりの秋 支援公演
 『北越雪譜』 〜命の心詩う〜 の御案内

   澄んだ空
     ひとすじの風に
           ああ九月

まもなく、中越地震から2年を迎えようとしております。
私は、地震の起きる前から中越との交流を続けてまいりましたが、粘り強い新潟の方々には敬服するばかりです。今年の2月、中越の方との交流の中で、「豪雪地帯の人々の暮らしを克明に観察し、素朴に伝えている『北越雪譜』を読んでみて下さい。」と提案されました。仮設住宅も撤去されてしまう今年、寸雪に暮らす人々にも、豪雪に生きる人々にも聞いて頂きたいとの思いから、中越出身の方、また賛同下さった方と共に舞台化する事になりました。多くの方々の御協力のもとに、今までと違う舞台をお届けします。

日時 10月24日(火) 17時30分開演

会場 ブディストホール(築地本願寺内・客席数164席)

主な内容 『北越雪譜』‥‥越後の国、塩沢の縮商人・鈴木牧之(1770〜1842) に                                            
               より200年前に書かれ、30年かけて刊行された名作。
       ■雪吹(ふぶき)
       ■雪中の幽霊
       ■関山村の毛塚
       薩摩琵琶の演奏で雪と戦い、雪と共に生きた越後の雪国の難義を語ります。       

人と人の絆の深まり・手間暇かける人づくりが、明るい未来への財産だと確信している今日この頃でございます。
お時間がございましたら、是非お出かけいただければ幸甚でございます。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。


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ライムストーンライブ [公演]

8月22日・pm7時〜毎月一回のライブ公演だった。
池袋西口から徒歩2,3 分のショットバーで、常連のお客様の時間帯をずらして場所を提供していただいている。昨年の7月から(オーナーのR子ママの温かい支援で)ライフワークの金子みすゞの世界だけでなく、毎回、読みたい・知って欲しい作品を取りあげている。
日々変化することに、一喜一憂せず、どういう姿勢で立ち続けるかが結果を生む。


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