立春 [雑感]
立春の暦通りに、昨日迄の凍てつく寒さもホット一息つける2月4日。
My Birthdayとも重なるので、私にとって今年のスタート日!!
昨日は、3/22公演のメンバーから、サプライズで誕生日ランチを開いてもらった!!
『女 晶子 その愛・その生』
めぐろパーシモン小ホールにて、3/22・pm7:00〜
全席自由 前売り4500円 当日4800円
与謝野晶子の詩を体全体で感じ、声に出して稽古した後だったので、自分のようで自分じゃないまま、
みんなとテーブルを囲んでのあたたかいひとときだった!!
帰宅して、玄関に柊といわしの頭を飾り、「鬼は外、福は内!!」と、毎年恒例の豆まきをした。
6年前の新潟豪雪を思い起こしながら、年の数プラス一粒の大豆をポリポリ、、、、、、、。
中越地震2年目で復興支援公演を震えながら吹雪の中で行ったっけ、、、、。
2/7の学校公演に向けて、準備をしよう、、。
My Birthdayとも重なるので、私にとって今年のスタート日!!
昨日は、3/22公演のメンバーから、サプライズで誕生日ランチを開いてもらった!!
『女 晶子 その愛・その生』
めぐろパーシモン小ホールにて、3/22・pm7:00〜
全席自由 前売り4500円 当日4800円
与謝野晶子の詩を体全体で感じ、声に出して稽古した後だったので、自分のようで自分じゃないまま、
みんなとテーブルを囲んでのあたたかいひとときだった!!
帰宅して、玄関に柊といわしの頭を飾り、「鬼は外、福は内!!」と、毎年恒例の豆まきをした。
6年前の新潟豪雪を思い起こしながら、年の数プラス一粒の大豆をポリポリ、、、、、、、。
中越地震2年目で復興支援公演を震えながら吹雪の中で行ったっけ、、、、。
2/7の学校公演に向けて、準備をしよう、、。
明けましておめでとうございます [雑感]
明けましておめでとうございます
結び昆布
明日よ明日こそ
椀の外
年賀状を書く気持ちに中々なれなくて、年末近く迄、悶々としていましたが、「明日よ明日こそ」
と、口を憑いて出てきました。
語り続けているみすゞの詩にも、3年前から取り組み始めている与謝野晶子の詩にも、『明日』という
作品があります。
艱難辛苦の2011年を忘れる事なく、『新生日本』を発信して参りましょう。
ひとり、ひとりの活力が大きなうねりとなると信じて、、、。
本年もどうぞ、のんびりゆいをよろしくお願いいたします。
雲隠れ(2) [雑感]
(機内から雲達を眺めながら、、、、。)
天空の万華鏡の中
刻々と変わりゆく
雲の子たち。
茜色かな、白墨色かな、
心のシャッターを切るのに忙しい。
下界の人間たちの諍いを
ゆったり寝そべって眺めているのかなあ〜。
雲隠れするのは、夜がいい。
漆黒の闇がいい。
闇は隠しもし、許しもする。
点から点へと移動するには、地上を這う線ではなく、宙を描く弧がいい。
見上げた中空には白い月。
いっとき、己を捨てて、合わせてみる。
ゆったり流れる空気感。
天空の万華鏡の中
刻々と変わりゆく
雲の子たち。
茜色かな、白墨色かな、
心のシャッターを切るのに忙しい。
下界の人間たちの諍いを
ゆったり寝そべって眺めているのかなあ〜。
雲隠れするのは、夜がいい。
漆黒の闇がいい。
闇は隠しもし、許しもする。
点から点へと移動するには、地上を這う線ではなく、宙を描く弧がいい。
見上げた中空には白い月。
いっとき、己を捨てて、合わせてみる。
ゆったり流れる空気感。
いのちの一秒 [雑感]
亡き母と向き合い、残して行ったものの整理をしていて、出会った石川啄木の文章がある。
「i一生に二度とは帰って来ないいのちの一秒だ。おれはその一秒がいとしい。
それを現わすには、形が小さくて、手間暇のいらない歌が一番便利なのだ。
(中略)おれはいのちを愛するから歌を作る。おれ自身が何よりも可愛いから歌を作る」
謡と書道と俳画に、心の内を投影させていた母の筆跡残るノートや道具たち。
中秋の名月を見上げながら、変わらない風の中で、違う時間の中を遊んでいる。
「i一生に二度とは帰って来ないいのちの一秒だ。おれはその一秒がいとしい。
それを現わすには、形が小さくて、手間暇のいらない歌が一番便利なのだ。
(中略)おれはいのちを愛するから歌を作る。おれ自身が何よりも可愛いから歌を作る」
謡と書道と俳画に、心の内を投影させていた母の筆跡残るノートや道具たち。
中秋の名月を見上げながら、変わらない風の中で、違う時間の中を遊んでいる。
one and only [雑感]
今年の夏のクロアチア公演は、残念ながら、プロデューサーの入院手術で延期になった!!
ポカリとおおきな穴があいた。
大震災後、どうもあらゆる事が、borderlessになり、人と人の関わりも突然やってくる。
こだわり続けて語って来た自分のペースが、崩れさってしまいそうな、見えない圧迫、、、。
そんな時、『one and only』という言葉を思い出した!!
そうだ!!みすゞの詩を、地球の全ての命にこころ込めて、あなたもわたしもone and onlyと、語りかけて来ていたではないか、、、、。
自分のやり続けたいことに、邁進しよう。
2011年後半は、与謝野晶子の詩世界を力強く、しなやかに表現することに決めた!!
新しい作品たちとの格闘がはじまる。
3/11の大震災後から引きずっている自分の有り様にようやく決着をつける事ができそうだ。
ポカリとおおきな穴があいた。
大震災後、どうもあらゆる事が、borderlessになり、人と人の関わりも突然やってくる。
こだわり続けて語って来た自分のペースが、崩れさってしまいそうな、見えない圧迫、、、。
そんな時、『one and only』という言葉を思い出した!!
そうだ!!みすゞの詩を、地球の全ての命にこころ込めて、あなたもわたしもone and onlyと、語りかけて来ていたではないか、、、、。
自分のやり続けたいことに、邁進しよう。
2011年後半は、与謝野晶子の詩世界を力強く、しなやかに表現することに決めた!!
新しい作品たちとの格闘がはじまる。
3/11の大震災後から引きずっている自分の有り様にようやく決着をつける事ができそうだ。
再会 [雑感]
昨日8/2、ようやくいわき市に出かけることが出来た。
東日本大震災後、メールで安否確認、その後の様子など取り合っていた、いわき市の草野心平文学館のHさん、いわき市総合図書館のOさんを訪ねて、、、、。
常磐高速道路は、ダンプカーをはじめ、大型車の多いこと!!
関西、九州ナンバーの大型車が、水戸辺りまでとても目についた。
最近、ニュースで取り上げられているせいか、色眼鏡で助手席から観察してしまった。
いわき市内は、駅前の以前あったホテルがなくなっていたり、更地だったりしたが、見た目には、変わらない日常生活に戻っていた。
Oさんの自宅は、小名浜なのに、かろうじて(ご本人は、運がよかったんだね〜とおっしゃっていたが、)自宅の二階は残ったとのこと。「サラリーマンなので、仕事があるから、大丈夫だけど、、、、。漁業、農業、自営業の人は大変だよ!!」
Hさんは、「自衛隊のお風呂にもいれてもらいました。今週で、ようやくもらい湯から解放されます。」「草野心平文学館は、今回の大震災で一番被害が少なかった(東日本の被災した、博物館、文学館などの中で)ので、震災後、間もなく仕事には復帰しました。淡々と変わりなく、来館者の方をお迎えしようということになりました。」
4ヶ月近くたつと、今と未来を見つめて、ここがわたしの居場所!!
力強く、しかし、静かに、、、伝わってきました。
来年、3/11にいわきで、紗亜とともに、みすゞの語りうたを届けさせていただこうと思います。
小名浜を通り、アクアマリンふくしま辺り、がれきの山を窓越しに見ながら、帰りました。
走行距離は、500キロになっていたようです。
運転、ありがとう!!
暑中お見舞い申し上げます [雑感]
暑中お見舞い申し上げます。
なでしこJAPAN世界一に大拍手!!
夢をあきらめない、しなやかな女子の強さが、大震災後のダメージに打ちのめされている日本人に、
大きな勇気を与えてくれました!!
恐がりの私は、決勝戦の日も、テレビはつけながら、音の聞こえない場所に移動し、時計の針ばかり見ていました。6時をまわり、PK戦になった時は、胸は、ぱくぱく、祈る思い、、、でもなんだか奇跡が起きそうにも感じられて、複雑な身の置き所のない時間でした。
おめでとう!!そして、ありがとう!!
サッカー好きな女の子達に、希望の道を示してくれた彼女達の清々しさに、敬服しております。
私も、『ことばの力』を信じて、活動し続けます!!
沖縄公演のときの、新聞記事です。
なでしこJAPAN世界一に大拍手!!
夢をあきらめない、しなやかな女子の強さが、大震災後のダメージに打ちのめされている日本人に、
大きな勇気を与えてくれました!!
恐がりの私は、決勝戦の日も、テレビはつけながら、音の聞こえない場所に移動し、時計の針ばかり見ていました。6時をまわり、PK戦になった時は、胸は、ぱくぱく、祈る思い、、、でもなんだか奇跡が起きそうにも感じられて、複雑な身の置き所のない時間でした。
おめでとう!!そして、ありがとう!!
サッカー好きな女の子達に、希望の道を示してくれた彼女達の清々しさに、敬服しております。
私も、『ことばの力』を信じて、活動し続けます!!
沖縄公演のときの、新聞記事です。
午後2時46分 [雑感]
4月11日、午後2時46分、北の方角に向かって1分間の黙祷、、、、、。
黙祷を終えた途端に、ゴロゴロと雷が鳴り出し、雨が降り出し、大雨、、!!
アー!! アー!!
紗亜が弾くラフマニノフのエレジーを聴きながら、「3月11日が、夢であったなら、、、。」と、つぶやかれた被災者の言葉がぐるぐる回る、、、。
お昼前、最近は年賀状のやりとりだけだった知人のカメラマンから、「みすゞの語りが聴きたいと、舞台写真を撮ったうちの事務所にいたカメラマンから連絡が入った。」と、電話をいただいた。「彼は福島出身で、今はとても無理だろうけれど、、、、。」と、、、、。
黙祷を終えた途端に、ゴロゴロと雷が鳴り出し、雨が降り出し、大雨、、!!
アー!! アー!!
紗亜が弾くラフマニノフのエレジーを聴きながら、「3月11日が、夢であったなら、、、。」と、つぶやかれた被災者の言葉がぐるぐる回る、、、。
お昼前、最近は年賀状のやりとりだけだった知人のカメラマンから、「みすゞの語りが聴きたいと、舞台写真を撮ったうちの事務所にいたカメラマンから連絡が入った。」と、電話をいただいた。「彼は福島出身で、今はとても無理だろうけれど、、、、。」と、、、、。
東日本大震災ノート [雑感]
●3月27日
ガソリンの心配もようやく解消され、茨城の義姉宅を訪ねることが出来た。
昨日(3/26)は、目白通りが、大型ガソリン車、コンクリートミキサー車、で渋滞していたので
今日も覚悟して自宅を出たが、拍子抜けするくらいスムーズに筑波山の麓に辿り着いた。
長閑な田園地帯に点在する瓦屋根にブルーシートが架かっている。石の産地の石灯籠は、崩れ、石の 固まりと化している。
倒壊したままのお墓に、お花とお線香を手向け、先祖の霊に報告した。
亡き義兄の石彫作品たちも、無惨なすがたに、、、、!!
義姉がとても口惜しがっていた、、、二度と再生出来ない、、、つらい!!
室内犬も、大震災後、余震の度に義姉に寄り添って離れようとしないそうだ。
大震災後、少し時間が経ったせいか、『日本人、一人ひとりが見つめ直し、どう生きるかが、問われ ている。」と、発言する文化人が増えている。
確かに、政治を批判し、マスメディアを斜めに疑って受け止めてみても、何一つ解決しない。
放心状態から、何を頼りにどう生きていくのか、自分の日々の生きる意味を問われている。
ガソリンの心配もようやく解消され、茨城の義姉宅を訪ねることが出来た。
昨日(3/26)は、目白通りが、大型ガソリン車、コンクリートミキサー車、で渋滞していたので
今日も覚悟して自宅を出たが、拍子抜けするくらいスムーズに筑波山の麓に辿り着いた。
長閑な田園地帯に点在する瓦屋根にブルーシートが架かっている。石の産地の石灯籠は、崩れ、石の 固まりと化している。
倒壊したままのお墓に、お花とお線香を手向け、先祖の霊に報告した。
亡き義兄の石彫作品たちも、無惨なすがたに、、、、!!
義姉がとても口惜しがっていた、、、二度と再生出来ない、、、つらい!!
室内犬も、大震災後、余震の度に義姉に寄り添って離れようとしないそうだ。
大震災後、少し時間が経ったせいか、『日本人、一人ひとりが見つめ直し、どう生きるかが、問われ ている。」と、発言する文化人が増えている。
確かに、政治を批判し、マスメディアを斜めに疑って受け止めてみても、何一つ解決しない。
放心状態から、何を頼りにどう生きていくのか、自分の日々の生きる意味を問われている。
東日本大震災ノート・・・夢 [雑感]
大震災後、何度も夢で目覚める。微かな地震酔いも体感した。
夢の話を二つ書いておいた。
●3月23日の夢
『運地』
・・・京都にいる。案内して下さっている、京都在住の子供のいないご夫婦。
奥さんは、異様に顔が白い。
ご主人曰く、「彼女は、8月15日・終戦の日、大地震の後で産まれたんですよ。『運地』したんですよ。廃墟の中で、明るく生きる!!『運』が『地』に足を踏ん張って、その日から明るく生きると決心したんですよ。」
テーブルの上に、鶏肉のステーキ(?)が並べてある。食べ物の行き渡らない中で、こんなに大きなお肉が食べられるなんて、、、、!!
私の心がつぶやく「スパゲッティーを添えて食べたいな、、、、。」
そこで、目が覚めた。
古い映像や映画・『黒い雨』が、今・ここにある!!
毎日のテレビ画像で、脳に深く刻み込まれ、、、フラッシュバックしている!!
福島原発事故の報道に、曖昧な政府見解に不安感を持ち、関東を離れる人々、日本を離れる人々が、
増加している。外交官の中には、4万の航空チケットが16万に跳ね上がっても、購入して日本を脱出
しているとか、、、、、。
今、私に出来ることは、、、、。
いわきの友人の現状をメールで問合せ、少しでも痛みを共有し、共に一日一日を乗り越えて行くこと
ぐらい,,,。「やさしい言葉が嬉しい。」との返信に、返ってこちらが励まされる始末、、、。
そろそろ、人々の心が、曇天の重さに辟易し始めている。
私も、いつもの稽古に戻る。声を出す。力がこもる。人と人の力を信じよう!!
●3月25日
A.M.5:38分
昨夜は、余震で目覚めることなく朝を迎えることが出来た。
又、夢を見た。
広い校庭に避難している人たちに、みすゞの詩を語っている。
「みなさん!!少しでも声を出し合い、笑い合い、一歩でも良い方へ、明日へ向かって
生きましょう!!」と、ひとり一人に語りかけている、、、でも声は出ない、、、。
まだ、声に出してはいけないという、私自身の心の声に押しつぶされている。
想いが声に出せない、出せない、という葛藤の中、、、遂に声が出た、、所で目が覚めた。
夢の話を二つ書いておいた。
●3月23日の夢
『運地』
・・・京都にいる。案内して下さっている、京都在住の子供のいないご夫婦。
奥さんは、異様に顔が白い。
ご主人曰く、「彼女は、8月15日・終戦の日、大地震の後で産まれたんですよ。『運地』したんですよ。廃墟の中で、明るく生きる!!『運』が『地』に足を踏ん張って、その日から明るく生きると決心したんですよ。」
テーブルの上に、鶏肉のステーキ(?)が並べてある。食べ物の行き渡らない中で、こんなに大きなお肉が食べられるなんて、、、、!!
私の心がつぶやく「スパゲッティーを添えて食べたいな、、、、。」
そこで、目が覚めた。
古い映像や映画・『黒い雨』が、今・ここにある!!
毎日のテレビ画像で、脳に深く刻み込まれ、、、フラッシュバックしている!!
福島原発事故の報道に、曖昧な政府見解に不安感を持ち、関東を離れる人々、日本を離れる人々が、
増加している。外交官の中には、4万の航空チケットが16万に跳ね上がっても、購入して日本を脱出
しているとか、、、、、。
今、私に出来ることは、、、、。
いわきの友人の現状をメールで問合せ、少しでも痛みを共有し、共に一日一日を乗り越えて行くこと
ぐらい,,,。「やさしい言葉が嬉しい。」との返信に、返ってこちらが励まされる始末、、、。
そろそろ、人々の心が、曇天の重さに辟易し始めている。
私も、いつもの稽古に戻る。声を出す。力がこもる。人と人の力を信じよう!!
●3月25日
A.M.5:38分
昨夜は、余震で目覚めることなく朝を迎えることが出来た。
又、夢を見た。
広い校庭に避難している人たちに、みすゞの詩を語っている。
「みなさん!!少しでも声を出し合い、笑い合い、一歩でも良い方へ、明日へ向かって
生きましょう!!」と、ひとり一人に語りかけている、、、でも声は出ない、、、。
まだ、声に出してはいけないという、私自身の心の声に押しつぶされている。
想いが声に出せない、出せない、という葛藤の中、、、遂に声が出た、、所で目が覚めた。