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草野天平展 [文学]

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昨日は、2年半振りに草野心平記念文学館に出かけてきました。
心平の弟・天平展を企画展示中とのご案内を頂き、わくわくしながらの初夏ドライブ[車(セダン)]にもなりました。

これまでに、4回も朗読&コンサートを開かせていただきました折りに、
草野天平に関しては「心平さんの詩も素晴らしいけれど、弟の天平さんの詩もいいですよ!!」と伺っていました。

31歳から書き始められて、42歳で病没なさるまでの11年の詩と資料(手紙、写真、など)を、学芸員のHさんに解説して頂きました。
いつもながら、学芸員の方の地道な積み重ねに只々、頭が下がる思いです。

草野天平図録の中から、詩を1編ご紹介します。

   宇宙の中の一つの点

 人は死んでゆく
 また生まれ
 また働いて
 死んでゆく
 やがて自分も死ぬだろう
 何も悲しむことはない
 力むこともない
 ただ此処に
 ぽつんとゐればいいのだ


名残惜しかったのですが、お世話になったOさんが、4月に異動されていましたので、
お目にかかるため早めに失礼しました。

見違えるように再開発された、いわき駅と直結している複合ビルの4,5階にOさんの異動された、
いわき市立図書館がありました。
お忙しい中、館内を案内して頂きました。絵本の読み聞かせスペース、視覚障害者の方利用される
対面朗読室、小ホールなど、、、、、。1日の利用者は、3000〜3500名との事でした。
未来の大人達の為に、公共図書館の充実は大きな宝です!!


自生している藤の花を、助手席からながめ、渋滞に嵌まりながら車窓から見えた『人さらい星[三日月]』に
興奮気味の一日でした。
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