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歌舞伎座さよなら公演 [公演]

2/13、『歌舞伎座さよなら公演 二月大歌舞伎』の夜の部を観劇しました。
十七代中村勘三郎の二十三回忌・追善公演という事で、TVでも前評判となったせいか、チケット入手が中々大変でした。本当は、昼の部の『口上』を観たかったのですが、叶いませんでした。

夜の部も開場前から、冷たい雨の中、和服姿の方々をたくさんお見かけして、大相撲の初場所を観戦した時を思い出してしまいました。

演目は
 『壺坂霊験記』・・・・・純真な夫婦愛を描いた作品。
 
 『高杯(たかつき)』・・能舞台の狂言をもっと親しみやすくしてある作品に思えました。
             大名の命により、高杯を買う筈の次郎冠者が、高下駄を買わされてしま
             い、、、、。
             タップダンスを取り入れた舞踊劇が、実に軽妙で笑いを誘います。

 『籠釣瓶花酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』
             十七代勘三郎の当たり役を、当代勘三郎が追善公演で継承して演じてい             るとの事です。
             勘三郎はインタビューに答えて、「役の次郎左衛門程しつこくなで、演             じている内に高揚して役になりきり、最後の見せ場の、自分を裏切った             八ツ橋(吉原の遊女)を差し殺してしまう所まで持って行けた、、、、             。」と、おっしゃっていました。
             八ツ橋役の玉三郎は、舞台に登場しただけで、うっとりさせるだけでな             く、語り口も絶妙です。
             
             
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