電車の中の光景
昨日、ターミナル駅まで後10分のN駅で、上品な老婦人が乗車して来た。丁度ドア近くの席の乗客が下車したので、目の前でつり革に掴まっていた若い女性が座ろうとしていた時だった。心やさしい彼女は老婦人に声をかけて席を譲った。
老婦人「まあ!ありがとうございます。」
すると、隣の席の若夫婦が詰めてくれたので二人分の席が出来た。
老婦人「あなたもどうぞおすわりになって下さいな。そうじゃないと、心苦しいですから・・・。」
女性 「いえ、すぐ降りますから大丈夫です。」
と、何回か押し問答の後、若い女性は目の前のつり革に掴まり立っている。
老婦人は、恐縮したまま視線を足元に落とした。ポカリと空いた老婦人の隣の席には、周りで立っている人たちも座れないまま、ターミナル駅に着いた。
素直に座ってあげれば、会話が生まれて、都会のささくれ立った光景も和やかな田舎の光景に変化しただろうなー。
老婦人「まあ!ありがとうございます。」
すると、隣の席の若夫婦が詰めてくれたので二人分の席が出来た。
老婦人「あなたもどうぞおすわりになって下さいな。そうじゃないと、心苦しいですから・・・。」
女性 「いえ、すぐ降りますから大丈夫です。」
と、何回か押し問答の後、若い女性は目の前のつり革に掴まり立っている。
老婦人は、恐縮したまま視線を足元に落とした。ポカリと空いた老婦人の隣の席には、周りで立っている人たちも座れないまま、ターミナル駅に着いた。
素直に座ってあげれば、会話が生まれて、都会のささくれ立った光景も和やかな田舎の光景に変化しただろうなー。
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