LIME STONE WATER ライブ公演

終戦後60年の暑い夏。千鳥ヶ淵での全国戦没者大会には、終に戦没者の両親の姿が見られなくなったと、報じていました。
8/6,8/9,原爆投下の日はテレビ中継にあわせて黙祷しました。
8/9の夜、沖縄戦生き残りの壮絶な体験談をうかがう機会に恵まれ、しばらく忘れていた父のことを思い出してしまいました。
そんな折、ある人から届いた暑中お見舞いのハガキに、釘付けになりました。
「六十年前の遠い夏の思い出」という、当時16歳の少年兵だった彼の詩でした。
ライブのプログラムには、組み込んでいなかったのですが、どうしても読みたくて作者の了解をいただきました。
不思議なことって、起きるべくして起きるのですね。
作者の77歳の御誕生祝いになったとの事、大きな決別をされてこれからどう生きようと
思っていらっしゃった時に私が女神に思えたとのこと。
誰かに認めて欲しい。自分の居場所をみんなさがしてる。
そして、この日は遠く新潟から、おまんじゅうまでとどいたのです。
届けて下さった、元小学校教師の方とは是非おめにかかりたいと、思っているところです。

　よべの月暑さ忘れて秋めきぬ