雪まつり [自然]
雪まつりin田麦山が1/26夕刻6時から始まった。
会場は田麦山小学校校庭である。
例年より少ない積雪とのことだが、雪の田麦山を訪ねてみて初めて実感できたことばかりだった。
校庭に作られた雪を固めた舞台で、一昨年中越地震復興支援公演での出し物を再演した。
北越雪譜『吹雪』を津軽三味線と胡弓との掛け合いで聴いていただいた。
昼間は穏やかな天気だったのに、語り始める直前から風を伴う雪に変わり、蓑と雪藁ぐつの衣裳で
震えながら、作品ぴったりの迫力で雪の中の観客にせまっていた。
3/22には134年の歴史に幕をおろしてしまう、田麦山小学校に対する地元の方々の想いを吾が事
のように受け止めている。
中越地震震災前から田麦山に通い始めて、今、田麦山の人たちが大きなマグマになって動き始めているように思える。
そんな、不思議な魔力と魅力を持つている人、人、人、が集まってくる所が田麦山！！
早朝ウォ−キングの効用 [自然]
3年振りに再開した早朝ウォ−キングなのに、雨の為に2日続けて断念してしまった。
21日のオレンジ色の朝日が恋しい。あの日は、朝4時半頃自宅近くの川沿いを東に向かって、歩いていた。
ゆっくり足下を横切るかたつむり、近付いても逃げない椋鳥、赤味を帯び始めた桑の実、そこに神々しいオレンジ色の太陽。体の表皮のいろんな箇所から、呼吸する音がする。
こごみ [自然]
新潟・川口町田麦山から、珍しい山菜・こごみが山うどと共に届いた。
4月30日に『春の田麦山自然塾』で語り、採れたての山菜の天ぷら、魚沼産コシヒカリ（無農薬）のおむすびを、おいしい空気、残雪のテーブルで堪能して帰ったばかりだ。
『こごみ』・・ぜんまいと似ているけれど、違うと思って、ネットで調べた。
雪深い新潟は山菜の宝庫だ。こごみの栄養価、食べ方、などが詳しく載っていて嬉しくなった。
雪溶けの後の春の命・山の恵みを、ありがたくいただくことの喜びは、その土地に暮らしてこそのものなのだろう。
スローライフ（人と人が、人が自然と向き合って、その人らしい生き方で暮らして行こう）が提唱され、田舎暮しをする団塊の世代が増えている。
完全な都会生活者でもなく、田舎暮らしでもない中間的な便利さで過ごしている私。
過酷な自然を受け入れて、共に生きている人達から、沢山のエネルギーを享受した。
私にできるやり方で、次世代につなげていきたい。
春の田麦山自然塾 [自然]
ゆい＆紗亜は、恒例の中越地震被災地に行ってきました。
昨年にも増した豪雪で、まだ1メートルの残雪でした。
雪の田んぼに作った舞台で、『山の子たちの中越大震災』・・子どもと先生の奮闘記
の中の感動的な箇所を語らせてもらいました。
小学5年生合作『ジシンニモマケズ』・・宮澤賢治の『雨ニモマケズ』をアレンジ
した詩は声に出しながら涙がでてしまいました。
帰りに山古志にまわりましたが、2キロ手前で通行止でした。
現地に足を運んで、崩れた山肌を車窓から眺め、忘れてはいけないと思うと同時に、
地元の人達の粘り強さに頭がさがりました。