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東日本大震災神仏合同慰霊祭 [メディア]

10月2日の慰霊祭の様子をやっと書ける状態になりました。

10/1・池袋発AM10:30、マイクロバスに乗車、みちのく復興支援センター(宮城県大崎市鹿島台)に向けて出発。2004年の中越地震の後、マイクロバスで震源地・田麦山(長岡市)まで、往復した時を思い出した。
鹿島台到着は、PM2:30頃 みちのく復興支援センター前の広場に、今回の神仏合同慰霊祭の為に組まれた校倉作り風な、神聖な建立物がありました。鹿島台(文字通り、高台に在り)から、石巻、気仙沼の方向に向かって黙礼。宿泊先まで、1時間半かかるという事で、下見だけして私は、マイクロバスに乗車。

10/2・AM4時・総責任者でギター演奏者の高谷さんと音響スタッフ2人は出発
AM5時半・和太鼓のメンバーと私も出発
AM7時〜初めての顔合わせで打ち合わせ、9時〜音出し、リハーサル
AM9時・池口惠観大僧正、ご到着

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AM11時から、2時間にわたる、鎮魂の読経が始まった。3万とも言える亡き魂が、石巻、気仙沼、などの海岸方面からどんどん向かって来て、その場に居ては私自身が保たないので、支援センターの2階(ふとんの積まれた部屋)に引き上げていました。それでも、目に見えない・死にたくなかった人々の彷徨える魂が、怒濤のようにガラス窓を揺らし続けました。

朝は素晴らしい晴天だったのに、読経が終わり、慰霊イベントに移る為に祭壇を片付け始めると、、、、、空が急変し、風とともに雨が落ち始めました。
昨日から機材を運び込みセッティングし、音響チェックまでして下さった、スタッフの方々が黙々と、大急ぎで、支援センターの室内へ機材を移動、、、。
   
『2006年、中越地震復興支援公演の時と同じ現象が起きたのです。あの日も、突然、嵐になりました。今回と違うのは、室内公演でしたので、そのまま続行出来ました、、。』
室内で、残りの慰霊イベントを実施するかどうか、空を見ながら、、、心の動揺と共に待機、、。
   
天が味方してくれて、晴れて来ました!!

セッティングのやり直しをして、2回公演の所を1回にして慰霊の公演が出来ました。
困難を乗り越えると、不思議なエネルギーが出るものですね!!
初めての、和太鼓、ギター、語りのコラボレーションが、被災地で、心が繋がっていました!!
寒かった!!!

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10/3・咲きそろった彼岸花と共に、亡き魂を弔って、語り終えた翌朝、
あまりに美しい朝日に、思わず涙が止まりませんでした。
現地に足を運び、ようやく、私に出来る役割を担わせて頂いた事で、
私にとっての『3・11』が始まりました。
   

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