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中原中也と立原道造 in 軽井沢 [文学]

昨日から一泊で、軽井沢に行ってきた。 
中原中也の会第9回研究集会が、四季派学会2005年度夏季大会と合同で行なわれた
からである。
宇佐美斉氏による講演は、「中原中也と立原道造−相照らすふたつの詩情神」と題された。
宇佐美氏が自説として、「詩人5才説」・・・詩人は5才の時、何か大きな衝撃を体験している。
ボードレールは5才の時父死す。ランボーは5才の時、父帰らなくなる。
中也は5才の時、父が朝鮮へ渡る。道造は5才の時父死す。
これは興味深い内容だった。
あっという間に時間が過ぎてしまった。
パネリストの方々にもっと時間が欲しかった。
途中で気まぐれな夏の天気(?)のため、豪雨が...。でも、帰る頃には回復した。
  
実は、『立原道造の世界』を12年前に舞台公演していたので、
当時の台本や資料などを新鮮な気持ちで、再度開く事ができた。
その台本構成は盛り沢山だった。ピアノ演奏とアロマの香りを入れて、、、。
 リルケ、ボードレール、ランボーの詩
 リルケ作「指貫がどうして神さまになったか」
 立原道造の詩
 アンコールとして、中也訳「わが放浪(ランボー作)」
              (中也訳が一番体に響く!!)

中也の会はいろんな提言があり、嬉しく思う。
ますますの発展を会員のひとりとして心から願っている。
事務局の皆様の御準備、本当に御苦労さまでした。
次回は金沢でとの声もあがっておりましたがどうなるのでしょうか??

今日は朝から文学散歩。その時の写真を2枚。

講師の宇佐美斉氏と軽井沢高原文庫中庭にて。

中也記念館館長の福田百合子氏と軽井沢高原文庫にて。


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